2020年の東京オリンピックに向けて外国人誘致に躍起になっている それだけではない事に気が付いた |
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前回の東京オリンピック開催の1964年には外国人の入国 者は、27万3千人だった。 2020年の東京オリンピックに向けて、政府民間ともに外国 人の誘致が盛んになっている。 外国人入国者は、2014年の速報値では1415万人(前年 比26%増)(日本人出国者は1690万人3%減)だそうだ。 法務省の出入国管理統計(〜2012年)※ を図示してみると左図のようであった。(外国人:緑色) 100万人を超えたのが1986年、500万人を超えたのが2000 年。14年で915万人増えた事になる。 ※ http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid= 000001035550 |
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山に登れば下山するように、外国に行けば帰国する。年毎の統計なので、多少の食い違いはあるものの入国者と出国者の数はだいたい同じかな・・? 入国者(日本人の場合は帰国者)と出国者の差をとってグラフにしてみた。 緑色が外国人、赤が日本人。 1990年以降、外国人はゼロより上、日本人はゼロより下(マイナス)になった。外国人は1990年以降平均8.4万に増えている勘定になる。逆に日本人は毎年2.2万人減少している。 累計してみると(下のグラフ)1990年と比べ、(日本人残っている】外国人は200万人増えており、日本人は(日本国内の自然増減は別にして)100万減っていた! |
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出国日本人数を日本人の人口※で割って日本人の出国比率を計算してみた。1年に何回も出国(旅行・出張・航空会社の乗務員)する人も含めた数値だが、凡そ13%ぐらいの人が海外に出ている事になる。 2001年は同時多発テロ、2003年・2009年は、SARS/イラク戦争、新型インフルエンザ。2011年は東日本大震災の影響で出国人数が減少した。 ![]() ![]() 左図の緑色(左軸)は外国人人口。1990年以降急速に増えている。上述の外国人の出入国差で見たとおりだ。 近年は160万人以上。特に、90年代半ばから女性の方が多くなっている。 一方、日本人(黒線・右軸)は、少子高齢化で増加率が急速に逓減している。 ※ 総務省統計局の人口推計データ http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?bid=000001039703&cycode=0 |