日本の人口(2017年10月)

政府の統計窓口 e-Statに人口推計(2017年10月現在:2018年4月発表)のデータがあったのでちょっと調べてみました。人口推計とは5年毎の国勢調査を元に各年(月)のその後の各月における出生・死亡、入国・出国などの人口の動きから推計した人口データです。参考表として「男女別出入国者数」があるのでこれも見てみました。


人口の年齢分布をピラミッド・チャートで描く事があります。が、本来ピラミッドってこんな 形なのですが、日本の人口ピラミッドはちょっと歪で60才代後半と40才代が膨れています。日本人以外(外人)を見るとコマを逆さにしたような形です。都道府県別に見ると全国ベースと似たような形が多いですが、沖縄県は比較的若い世代た多いようです。


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人口と高齢者の割合を地図に描いてみました。地図にマウスを乗せると情報が表示されます。ズームしたり、ドラッグして地図を移動させて見て下さい。人口や比率は赤(多い)黄(少ない)で表しています。色は数値に比例して変化させているので、東京の人口密度は極端に高いための他の県がほとんど黄色に近い色になってしまいます。因みに東京都の人口は1,370万人で全国の1割強に当たります。また、一番少ない(47番目)は鳥取県で565千人で東京都の杉並区の人口とほぼ同じです。

人口に対する高齢者の比率では、東北、中国、四国などが高いようです。65才以上の比率を見ると、一番高いのが秋田県の35.6%、低いのが沖縄県の21%でした。

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2016年10月~2017年9月の出国者数と入国者数を2017年10月1日現在の人口で除して出入国者数比率を計算してみました。元の統計が日本人と外国人別になっていたので合計したものを総人口としています。日本人の全国平均は0.8%弱。1000人中8名ぐらいです。都道府県別に見ると東京都が断トツで1.6~2%。東京都、沖縄県は女性の方が多く、愛知・静岡・滋賀県は男性の方が多かったようです。入出国別にみると、男性は入国者数の方が出入国者より多く、女性は若干出入国者の方が結果になりました。この統計は(おそらく)延人数ですから、比率が100%を超えることもあります。長崎県の外人男性の入国者数比率は249%でした。出入りが多いという事でしょうか。

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おしまい